西多摩心霊紀行①

シリーズ東京の危険心霊スポット。西多摩心霊紀行①

多くの行楽客で賑わう西多摩地区、トライブやツーリング、キャンプに釣りにと都内や近県から大勢が訪れ、週末ともなると渋滞も発生するほど人気のエリアだ。

一方で、実は、東京西部地域には有名な心霊スポットが多数存在しているのだ。

何気なく通過しているその景色の中には、知らなければよかった、そして知ってしまったことを後悔させられるような場所が数多く存在するのだ。

今回は五日市駅方面から秋川街道を八王子市方面へ向かうとあきる野市と八王子市の境にある小峰峠。

これは現在使用されている新小峰トンネルだ。

新小峰トンネル
新小峰トンネル

このトンネルには現在は車両の通行ができなくなっている旧道が存在する。

普通に秋川街道を走行していると、その存在にさえも全く気付かないが、確かにそれは存在するのだ。

細い旧道入口を入っていくと、

旧小峰トンネル入口
旧小峰トンネル入口

車両は完全に通行できなくなっている。

徒歩で向かう。

昼間なのに先は薄暗く、違う世界への入り口のような雰囲気だ。

吸い込まれるように上り坂をひたすら歩く。

長い上り坂が体力を奪う。

と、ある時、一瞬強烈な光が差してきた。

そして、次のカーブを曲がると遂にそのトンネルが姿を現した。

「旧小峰トンネル」だ

昼間でも電灯が点いている。

人影のない山中に電灯が作り出す規則的な模様が不気味だ。

いま時代は令和に替わったばかりだが、この場所は、昭和から平成に替わったばかりの頃、世を震撼させた連続殺人事件の関係場所とされる。

道を引き返して秋川街道まで戻った時、腕時計の時間を見ようとふと手を上げると、

転んだりぶつけたりしていないはずなのに知らぬ間に引っ掻き傷が!

しかも、ある発見をしてしまった。。

この曲線、よく見ると、地図上のトンネルへ続く道に酷似している!

読者の皆さんは不用意に近付かないことを強くお勧めする。

日の出に夢の新名所誕生

春の陽気に誘われて、西多摩のドライブやツーリングにも人気のエリア、自然豊かな日の出町の秋川街道をドライブして、武蔵五日市駅方面から走って来て有名なつるつる温泉への入り口も近付いてきたころ、芋にタイヤが付いているなにやら風変わりなロゴのイタリアンな看板が目に飛び込んでくる。


新緑の緑に映える真っ赤な焼き芋の旗

その先に目をやると、、、

どーん!
そこには、フェラーリが牽引車と化し、あの官能的なサウンドで焼き芋の窯を引っ張り、焼き芋を販売してしまうという、「すーぱーかーやきいも」が!

この日は、「すーぱーかーやきいも」の発案者である原田さんが営む自動車修理会社「ドリームカー(日の出町大久野)」の敷地内での販売。日によってイオンモールなどの商業施設や老人ホーム等の施設など様々な場所に出張して販売するそうだ。なるほどちびっ子から大人まで集まってくるわけだ。また、噂を聞きつけ匂いを嗅ぎ付け、他県からわざわざ買いに来るお客さんも結構いるそう。

イタリアの高級車で販売しているのでさぞやお値段も張るのかと、おっかなびっくり、抜き足差し足で忍び寄っていったが、正面にでかでかとリーズナブルな価格が明示されていてひと安心!!
この日は「べにはるか」だそうで、甘くてとろける食感が芋というよりデザートを食べている感覚。


コックピットにも皆さん興味津々


サンシェードもかわいいぜ!

窯もイタリアンカラーでピザ屋さんと間違えそう


煙突はまさかのBEET管!?

すーぱーかーやきいもは、車や芋だけでなく、あらゆる部分にこだわりが感じられる。
ちなみに名前もスーパーカー焼き芋ではなく、平仮名ですーぱーかーやきいもだ。
少し話を伺ってみることにした。


原田さん

フェラーリで焼き芋を販売しているということで、車好きの方の趣味が高じて?などと予想してみたが、地元を愛する原田さんが「すーぱーかーやきいも」を通して地域の活性化や日の出町の人、また、日の出町を訪れた人が楽しく集える場所を作りたい、との思いがあるからこそ。夢とロマン!今後の展開にも注目だ。出没情報はツイッター、Facebook、インスタ等でキャッチ!